そばつゆ

蕎麦屋をやってみたい」なんて言いつつ、蕎麦つゆは市販の「蕎麦汁の元」みたいなのを使っていた。
実は蕎麦つゆはみりん、醤油、出汁を一つの鍋で一遍に作るもんだと思っていた。
本当はラーメンみたいに、たれを作っておいて、出汁で薄めるものらしい。
そのたれを「かえし」と呼ぶらしい。
所謂、市販の「蕎麦汁の元」と一緒だな。
この「かえし」は素人でも意外と失敗なく作れるらしいということで、やってみた。
要は醤油、みりん、砂糖を煮立てて、冷暗所で熟成させるだけのこと。
材料の配合は好みで色々あるようだが、作ってみると、市販のものより遥かに美味い。
作り方は私が偉そうに述べるよりも、ググってもらえば良質な解説をされているサイトが沢山ある。
この「かえし」は冷蔵庫に入れておけば、数ヶ月は持つらしいんで、2度目からは多めに作っている。
あとはこの「かえし」を鰹節等で取った出汁で薄めてやれば蕎麦つゆの出来上がりだ。
私は「さば節」を使っている。
「さば節」といっても、鰹節にさばが混ざっているタイプのやつだけど。
こっちの方が、ちょっと荒っぽい出汁が取れる。
六文蕎麦でも「サバ節を使用しています」って書いてあったから、こっちの方がいいかな?と思っただけですけど。