Mobile 6への移行(2) - Standalone Device Emulatorのインストール

Standalone Device EmulatorはVisual Studioに付属しているDevice Emulatorと同一のです。
ActiveSync4.5あるいはWindows Mobile Device CenterでPCと接続できますので、Visual Studio 2005は必要ありません。
最新のバージョンは2.0になるようですが、私は1.0を使っているのでこちらのインストール方法を紹介します。
*追記 現在2.0にバージョンアップしました。同様の方法でインストールできます。
日本語版が公開されています。

  • Standalone Device Emulator 1.0から、V1Emulator.zipをダウンロード後に展開します。
  • 解凍されたファイルstandalone_emulator_V1.exeをPC上で実行します。こちらのファイルがStandalone Device Emulator本体のインストーラです。
  • Windows Mobile 6 Localized Emulator Imagesから、0411\Windows Mobile 6 Standard Images (JPN).msi0411\Windows Mobile 6 Professional Images (JPN).msiをダウンロードしてインストールします。
  • [スタート]→[すべてのプログラム]→[Windows Mobile 6 SDK]→[Standalone Emulator Images]→[Japanese]からターゲットのデバイスを選択して、起動します。
  • Emulatorが起動したら[スタート]→[すべてのプログラム]→[Windows Mobile 6 SDK]→[Tools]からDevice Emulator Managerを起動します。
  • Device Emulator Manager上で表示されているデバイスを右クリックして[Cradle]をクリックすれば同期が開始されます。

後は実機同様に操作できますので、色々試して遊んでみてください。
■その他
初回起動時に時間がかかります。
2.0では改善されているようですが、まだ試していません。
Mobile 5の日本語イメージはStandalone版は無いようです。
終了時にセーブするかどうか聞かれますが、セーブした方がいいみたいです。
一度セーブせずに終了したところ、次から「データが見つからない」というようなメッセージが出て、起動できなくなりました。