自分のための写真

私が写真を熱心に撮りだしたのは、上の子が生まれてからです。
同時に当時はビデオが主流だったので、もちろんビデオも撮っています。
今では当時のビデオを再生する手段が手持ちの機器ではなく、どんなもん撮ったんだか忘れてしまいました。
好みで云えばスチル画像の方が好きです。
35mmで撮りためた写真は整理していませんが、ポジ、ネガ、プリントの全て保存してあります。
それまで写真なんてのは興味ありませんでしたが、大抵の親同様、少しでも我が子を可愛く撮りたいため、一眼レフに移行して高価なレンズを買ったり、写真教室に通ったりもしました。
花や風景の撮影に出かけたりもしましたが、いまではすっかり面倒で、旅行時のスナップさえろくに撮っていません。
昨夜、昔撮った子供が小さい頃の写真を見ていて、自分で「なんて上手く撮れているんだろう!?」と感動してしまいました。
撮影データなんてのを残しておくような緻密な性格ではないので、断言はできませんが、多分、初めて買ったオリンパスの一眼レフで撮った写真だと思います。
その後は趣味が進んでニコンにリプレースして、オリンパスの10倍するようなカメラやレンズにしましたが、昔撮った写真は、「なんであんなに綺麗に撮れているんだろうか?」と思ってしまいました。
素人なりに考えてみると、やっぱり自分が記録しておきたいと思った画像をカメラに保存したときが一番いい結果になるのかな?と思ったりします。
私の場合、構図や露出に拘るよりも、自分が眼で見て「あぁ、この画面は記憶だけでは無く、残しておきたい」と思って撮った時の写真が一番上手く撮れています。
もちろん、その写真を他人が見ても何の感動も無いと思いますが、自分自身や、嫁さんの感動は得る事が出来ます。
今はなんも考えずにコンパクトデジカメでプログラムモードで撮っとります。
それなりに、各メーカーの色んなカメラを買ってみましたが、後からパソコンで見てみると、オリンパスのS55というカメラは自分が実際見た時の記憶に近いです。
でも、オリンパスのカメラはカッコ悪いんですよ。
次に近いのはリコーのGR Digitalでカッコもいいし、気に入って2台持ってましたが、金欠で売却してしまいました。
でも、多分、GRをもう一回買うと思います。
写り方の好みで云えばオリンパスなんですけど、カメラ自体のデザインがカッコ悪い。
GRのカッコ良さは比較するものが無いと思います。
■訂正 申し訳ありません、オリンパスじゃなくてペンタックスでした。惚けてきたのかな?