Ramdisk再び

昔、MS-DOSフロッピーディスクで動かしていたころは、メモリ上にRamdiskを作って辞書やヘッダーファイルを置くといいとか云われて、せっせとやってたような記憶があります。
その内、ハードディスクが普及してきたら、あまり聞かなくなったRamdiskでありますけど、SSDを搭載したEeePC 4G-Xとか出た時から、またぞろ聞くようになりました。
私もそういうのはすぐ真似してみたくなる性質の親父ですから、すぐやりましたよ。
動作速度を改善するというよりも、頻繁にアクセスされる一時ファイルをRamdiskに追い出して、SSDへの書込みを減らすという方が主たる目的なんでしょうかね。
そうならばIdeaPadはハードディスクですから、Ramdiskを作成してもそれほど効果ないのかな?とも思いましたが、皆さん結構やってるようなんで、そうなると、人と同じことをしないと不安になる性格なんで、やっぱり真似してます。
IEFirefoxなんかはCacheを別のディレクトリに移せますんでいいんですけど、IdeaPadではGoogle ChromeオープンソースChromiumをベースとしたIronを使っとりますんで、こちらはChorem同様、Cacheを移動できません。
で、調べていくとJunctionというツールがあるのを知りました。
これ、もっと前から知ってれば良かったのになぁと自分の知識の無さを悔やんでおります。
色々な用途に使えると思いますけど、例としては、C:\DATAでアクセスしたいのだけど、実体はR:\DATAに置いておきたいなんて時に使えます。
やり方は、

1)D:\にC:\DATAをディレクトリごとコピーして、実際にR:\DATAを作成。
2)C:\DATAを削除するか、リネームしておく(失敗すると困るんでリネームした方がいい)
3)コマンドプロンプトで入力。

一番目の引数C:\DATAがとして作成され、実体はD:\DATAに置かれる。

Cドライブがパンパンになって二進も三進も行かなくなったりした時にも使えそうです。
だけど、あれですね、これを利用してChromeのCacheをRamdiskに移すなんてことを思いつく方がいらっしゃるんですから、ホントに感心しちゃいます。