俺たちに明日は無い

「明日にしようか?」等と言ってる端から、ちょっと手が空くと始めてしまうから、いつまで経ってもうだつが上がらない。
フレットの打ち込み作業に入る。

現物合わせで、長さを決めてワイヤーカッターで切り取ったら、後はプラスチックハンマーで打ち込んでいく。
直角に打ち込むことが肝要とのことだが特に難しいことはなかった。
意外と簡単で15分ほどで終わってしまった。

鉄ヤスリで長さを合わせた後、角を落として終了。
ちょっと処理が粗くて触るとひっかかるけど、アイバニーズのジョー・パス・モデルもこんな感じだったんで、こんなもんでいいんだろう。
「これからは、ギターのフレット交換も自分で出来るんじゃないか?」などと妙な自信をつけるが、考えたらフレット交換が必要なほどギターを弾き込んだことが無いのに気付く。
流石に他人のギターじゃ怖くて出来ないから、せっかくの技術ではあるが、当分役立つことはないだろう。