冥府魔道

表板と裏板を接着し、今はこんな感じになっている。

これを側板に合わせて整形していく訳だが、最初は小刀で大まかにカットして、その後ヤスリで仕上げるという方法をとる。
ところが、小刀でカットするのが思いのほか難しく、やっかいで、場所によってはえらく固かったり、木目に合わせて削らないと、関係ない部分まで割れてしまったり、往生した。
さんざん失敗した後に気付いたことは、一遍に大きくカットしようとせず、丁寧に少しずつやるということだった。
子連れオオカミが阿弥陀如来の木像を小刀で彫っていくような感じか?
大まかなカットが済んだら、タジマサンダーで平面を出す。
タジマサンダーは昨日ホームセンターで買ってきたのだが、これは便利であった。
1000円くらいで買えると思うが、これはおすすめである。
裏板にラベルを貼ろうかと思ったが、作るのが面倒だったので、代わりに名刺を貼っといた。

この後、一気にネックの接着まで行う。
この頃になると、歪んでいるとか、曲がっているとか、浮いている等ということは全く気にならない。
そんなことを気にしていたら先に進めないのだ。
そして再び縛る(笑)

この部分は今まで以上に乾燥時間を取った方が良いと思われる。
その間、指板(フィンガーボード)にフレットを打ち込んでおこうと思うが、この作業はちょっと時間がかかりそうなんで、明日にしようかと思っている。