次はドイツだ?

へ壷博物館が一流と呼ばれる博物館になるには、広く世界から車を集めてこなければならない。
英車、日本車、イタ車と順調に集まっているが、肝心のドイツ車がない。
ドイツ車といえばメルセデスだのBMW等、名車と呼ばれる車が数々あれど、ここはやはりポルシェだろう。

■ポルシェ・カレラ10

1968年第5回日本グランプリ
この年よりレースのレギュレーションが大幅に変更され、"なんでもあり"の状態となった。
日産はシボレーV8エンジンを搭載したカンナム仕様の「R-381」をエントリーして必勝体制を敷く。
一方、トヨタも日産同様グループ7に合わせた「トヨタ7」でエントリー。
最後の1強、プライベート参加のタキ・レーシングも「ローラT-70MkIII」を2台も参加させるという気の入れよう。
そんな中、生沢徹が前年度優勝のポルシェ・カレラ6のタイヤを小っちゃくしただけ(いや、本当はもっと色々あるんだろうが)のカレラ10でエントリー。
ポルシェワークスのメカニックも来日したらしいが、排気量が他の車の半分以下の2000ccだから、とてもじゃないが勝負にならない。
公式予選では、まぁ、順当に「R-381」、「T-70MkIII」、「トヨタ7」が並び、生沢は黒沢の「R-380」にも遅れを取り、11位であった。
ところが、決勝になるとトラブル続きの大排気量車を尻目に順調に周回を重ね、総合2位でチェッカーを受ける。
「スゲェな、ポルシェ」幼い私は、一遍でポルシェが好きになってしまった(笑)
以来、「いつかはポルシェを!」という思いが、ようやく実現できたわけだ(プラモだけど)
ところで、このカレラ10は翌年の日本グランプリでも風戸 裕のドライブで参戦している。
なんでも、風戸がタキ・レーシングからマシンを買い取り、車持込でタキ・レーシングに参加したらしい。
私のカレラ10はこの時のカラーリングにしたいんだが、どんなカラーリングだったのか分らない。
四国自動車博物館にカレラ10が展示されているが、この車がそうなのかな?
スコットランドのナショナルカラー(ローラなんかの色)ぽくてカッコいいんで、これでいいか?
ちなみにイギリスのナショナルカラーはグリーンだけど、以前はスコットランドのブルーに白だった。
■お答えします
あれはM3(だっけな?)のコピーで、マルイのプロサイトというやつです。
本物に比べると大分安いですが、見た目重視なんで十分です(笑)