ついに憧れのドカティを

Dream 50のクラブマンレーサーライクなスタイルはカッコいいし、所有する満足感は十分味わえる。
まして、私のDream 50はHRCスペシャルパーツがフル装備されているのだからなお更である(プラモデルだけど)
しかし、四つ輪がスーパー7(これもプラモデルだけど)なのにバイクが原チャリでは甚だバランスが悪い。
国産バイクでも魅力的なものは沢山あるが、もうすぐ50代にならんとしている私が乗るには、それなりのステータスを持ったバイクが必要だ。
ノートンに乗りたいのは山々だが、もう少しモダンなバイクに乗って楽をしたいという思いもある。
そこで、ツーリング用のバイクはイタリアの名門、ドカティ916にすることにした(当然プラモデルだけど)
レースの世界ではスポンサーのカラーリングを施すことが常識となって久しいが(多分、JPSロータス辺りからか?)、古きよき時代にはナショナルカラーにカラーリングされたレーシングカーが国家の威信をかけて世界中のサーキットを走り回っていたものだ。
銀色のベンツや、ブルーのマトラ、真っ赤なフェラーリ、暗めの緑色をしたロータス、白地に日の丸の赤が施されたホンダなど、色を見ればどこの車かは一目瞭然であった。
当然、私のドカも真っ赤なカラーリングが施されている(自分で塗るんだけど)
で、今回は塗装を真剣に行ってみる(まぁ、マジメにやっても所詮私の技術ではたかが知れてるが)

■タンクシート(接着)

タンクシート、フロントカウルは左右2分割のため、接着後乾燥させる。

■タンクシート(接着部分修正)

合わせ目の接着剤のはみ出しや段差をデザインナイフ(カッター)の歯を立てて削った後に、#1000位の目の細かいペーパーで均す。
達人はパテ盛などを行い、この段階で完全に合わせ目を消しているが、私の場合は凡人なので後の塗装で誤魔化す。

■タンクシート(プラサフ吹付け)

タミヤの缶スプレー「スーパーサーフェイサー」を吹き付ける。
コレを吹いておくと一段上の仕上がりになる。
今回は成型色が「赤」なので、直接「イタリアンレッド」を吹いても十分綺麗に仕上がると思うが、「スーパーサフェイサー」には発色を良くするだけでなく、下地の均一化や塗料の食い付を良くする等の効果が大である。
この写真でも、「合わせ目」が気にならないほどに修正されているのが分ると思う。
乾燥時間はそれほどかからないので、午後には本塗装に入る予定。
本塗装を終えたらフレームやエンジンの組立に取り掛かることにする。
ところで余計なお世話だが、安部さんは政治家を引退して、細川さんちのお隣に引っ越されて農業でものんびりされたら如何か?と思う。
許されることならば、私もすぐにでも合流したい。