Mobile 6への移行(4) - e-PocketSetup Liteの設定

Standardについて、MSDNや個人デベロッパーのサイトを読ませて頂いたりして調べてみたけど、どうやらProfessionalとの互換性については非常に悲観的な意見が多いようだ。
そもそもSDK自体も別のものらしいので、Standardはとりあえずあきらめることにした。
ProfessionalとClassicは、Square液晶のデバイス以外は今まで作ったものがそのまま使えるようなので安心している。
今後、日本でSquare液晶のデバイスが発売されるかどうかは分らないが、こちらはスクロールバーの実装やデザインの変更で対応できそうなので、その時また考えることにする。
さて、アプリの配布だが、配布するファイルがMobile 6では別のファイルになるということではないので、特に面倒は無い。
e-PocketSetup Liteでインストーラを作成する場合も、[Windows Mobile Settings]で[Pocket PC]を選択しておけば、全てのバージョンにインストールできる。
ただ、ターゲットをMobile 6のデバイスに限定したい場合は、Device ManagerにMobil 6を自分で追加する必要がある。
以下はその方法だが、NS BasicのWEB BBSに掲載されていたMarcelo(e-PocketSetupの製作元)が寄せたものを、適当に日本語に訳して引用させてもらう。

  • e-PocketSetupのTools > Setup Devices Manager... でSetup Devices Managerを開く
  • Device IDのテキストボックスに"WM6"(任意の名称で構わない)を入力
  • 左側の[Custom Devices]で[Windows Mobile 5]を選択後、[Duplicate]ボタンをクリック
  • 同じものが複製されるので、名称を[Windows Mobile 6]に変更
  • [Menimum Version]を6.0にセット
  • [Maximum Version]を6.9999.3758096384にセット

以上の作業で[Windows Mobile Settings]のSetup DeviceでWindows Mobile 6が選択できるようになる。
Windows Mobile 5以降に対応させたい場合は、[Menimum Version]を5.0にセットすれば可。
BBSにも出ていたが、この方法で作成したインストーラでインストールした場合でもEmulator上で警告メッセージが出る。
そのことに対する回答はまだ上がっていないが、インストールと動作には問題ない。
実機上でこの警告が出るのかどうかは不明だが、とりあえずは回答待ちということで、そのまま使用している。
自分が買う気が無い(買えない)時は、Mobile 6等どうでも良かったが、買えるかもしれない(笑)ということになると途端にマジメに調べだしたりするから、「いい加減なオヤジ」と言われても反論できない(笑)

■MyHome2(Windows Mobile 6 Pro)

あまり触れられないようだが電卓アプリが変更されている(バージョンアップか?)
ファイル名がCalc.exeからMobileCalculator.exeになっていた(笑)