ドライブ]何が出てんだ?

セレブな休日を終え、八ヶ岳から帰ってきた。
八ヶ岳清里と云えば昔は純情な女高生や女子大生に人気が高く、それを目当ての場違いで不埒な男たち(私もそうだった)が集まり、シーズンともなると大変に栄えていたものだ。
今では、爺さん、婆さんばかりで、女子学生など何処にもいなかった(笑)
そんなことはともかく、私は柄にもなく清里(女学生ではない、念のため)が好きで学生時代から、毎年、必ず一度以上は訪れている。
それなのに、『国立天文台 野辺山観測所』には一度も行ったことがなかった。
「山ン中でアンテナ見てもしょうがないだろう?」というのが、その理由だが、今回何の気なしに行って見たのだが驚いた。

国立天文台 野辺山観測所 45m電波望遠鏡

真下で見学できるが、その巨大さにはただ圧倒された。
丁度、パラボラの仰角を変更しているところに遭遇したがものすごい迫力だった。
真下で見ていたのだが、でかすぎて45mが直径なのか半径なのかよく分らなかった(←あほか!)

■電波アンテナ 模型

これは実物の近くに展示されている模型。
ただのディスプレイモデルかと思ったら、人間の発する微量な電波を感知することができるという。
右側のコントローラで回転させたり、仰角を変えたりすることが出来る。
こんな楽しいことをやらない手はないので、子供と奪い合いになりながらしばらく遊んでいた。
電波を計測してみたが、長男が近寄っただけで60(単位忘れた)、私と二男がアクリル板に触れてようやく48、嫁さん電波全く発せず。
それがどうした?と言われればどうもしないのだが、嫁さんは結構へこんでいた(笑)
ここは国立であるから、一般に公開しているが、あくまで研究施設なので、商目的の観光施設と違いあっさりしたものである。
わざわざ見に来る物好きも少ないようで大変落ち着いて見学できる。
同じ敷地と言ってもいいくらいの場所で、地元の自治体がお土産物やレストランをやっているのでお腹がすいても困らない。
見学料も駐車場代もかからないので、物好きでなくても行かれることをお勧めする。