10分で出来るプログラム

今日は連休の中日(ドラゴンズではない)である。
仕事の方もそうでない方もいらっしゃると思う。
私はそうでない方であるが、これといった予定もなく、ついでに金もないのでブログを書いている(笑)
私と同じように暇をもてあましている方がいらっしゃるかもしれないので、今日はいい事を教えちゃおう。
パソコンに詳しくない人でも無料で簡単にプログラムが作れてしまうという方法だ。
家のサイトは訪問者が少ない割りに、パソコンやプログラムにやたら詳しい方が多いので、いい加減なことを書くと怒られそうだが、何、そんなことにビビっていられない。
細かい理屈を説明していると、それだけで嫌になってしまうと思うので、まぁ、だまされたと思って私の言うとおりにやってみて欲しい。
それとこれ、Windows XPの話なので、そこら辺はよしなにお願いしたい。
まず、[スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[コマンドプロンプト]で、次のようなウィンドウを開いてみて欲しい。

カーソルが点滅して、キーボードの入力待ちの状態になっているはずだ。
頭の方の英語の部分は人によって様々なので気にしないで構わない。
キーボードから英語(半角英数字)で、dirと入力した後、[Enter]キーを押してみる。

C:¥Documents and Settings¥kentaman>dir

なにやら、文字がズラズラと表示される。
なんだか解らなくても「コンなもんか?」と思っていてくれれば構わない。
今度は、clsと入力した後、[Enter]キーを押してみる。
表示されていた文字が消えて最初の状態に戻った。
実はこのウィンドウはパソコンにやってもらいたい処理を命令するためのもので、コマンドプロンプトという。
Windowsでダブルクリックするのとなんら変らない。
dirやclsをコマンドという。
Windowsができる前のMS-DOSの時代は、このコマンド(沢山ある)を覚えて、いちいち入力していた。
善良な市民はこんなコマンドをいちいち覚えていられないので、パソコンはイマイチ普及し切れなかった(それだけが理由ではないが)
Windowsになった現在も、ダブルクリックでできることは、コマンドプロンプトでもできる。
例えば、Windowsを終了するには、

C:¥Documents and Settings¥kentaman>shutdown -s

で、OKだ。
[スタート]から辿っていくのに比べて、はるかに簡単だ(でもないか?)
で、ここからが本題だが、この一連の作業をダブルクリック一発でやる方法がある。
よくパソコンをアイコンのダブルクリックで終了するプログラムがあるが、あれと似たようなのを作ってしまおうというわけだ。
まず、[スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[メモ帳]で、メモ帳を開いて次のように入力する。

shutdown -s -t 0

このファイルをデスクトップ(別に何処でも構わないが)に、『終了.bat』という名前で保存する。
名前も別に何でもいいんだが、拡張子は.batでなければまずい。
これで、デスクトップに歯車のアイコンの終了.batが出来たはずだ。
このアイコンをダブルクリックすれば、Windowsを終了できる。
こういう拡張子.batのファイルをバッチファイルといい、実態はただのテキストファイルだが実行可能なファイルとなる。
こんな要領でバッチファイルにコマンドを書いておいて置けば,結構色々なことができる。
コマンドについては、Windowsのヘルプにもあるし、ネット上でもこことか豊富に資料がある。
ただ、以前のWindowsではサポートされていないコマンドもあるからすべてがうまくいくとは限らない。
多分、shutdownというコマンドもXP以降じゃなければ使えなかったと思う。
でも、駄目でも何てことないから、とりあえずコマンドプロンプトで色々遊んでみると面白い。
あと、バッチファイルはすべて歯車のアイコンになってしまうし、名前も拡張子.batを変えてしまうと動かなくなってしまう。
何となくかっこ悪いので、例えばバッチファイルをマイドキュメントあたりに作っておいて、ショートカットをデスクトップに置く。
ショートカットの作り方は、ファイルを右クリック、[送る]→[デスクトップ(ショートカットを作成)]で、できる。
その後、デスクトップに出来たショートカットを右クリックで、[名前の変更]で自分の好きな名前に変更、同じく[プロパティ]→[アイコンの変更]で、これまた好きなアイコンに変更。
で、出来たのがこれ。




言い忘れたけどコマンドにはオプションがある。
例えば、shutdown -sの-sというのがそれで、shutdown -rとすれば再起動になる。
調べて色々やって見ると面白いと思う。
パソコンにも自然と詳しくなるしね。
それにしても、暇だな。