フライヤーといっても芋を揚げるワケではない

相変わらずグランドマスターでの練習は続けている。
安定してある程度の範囲内に弾が当たるようになったが、そこから進歩しない。
上級者は練習では50点を出すのは簡単だというが、私ではなかなか出ない。
まぁ、そんなモンなんだろうが、それでも続けているんだから、やっぱり面白いんだろう(笑)
ところでエアガンにはフライヤーという現象が存在する。
BB弾に余分な回転が発生して予期せぬ方向に飛んでいく現象のことを言うらしい。
最初は腕のほうがフライヤー?なので、全然分らんかったが、最近は「おぉ、これがフライヤーか!?」と思うことがある。
明らかに変なところにBB弾が飛んでいる。
ただ、フライヤーというのはBB弾が変化球のように曲がっていくそうなんだが、私の場合は「すっぽ抜け」のような感じで、最初から変な方へ飛んでいるような気もするので、フライヤーとはまた違うのかもしれない。
5mの距離で撃っているので、曲がる前に的に当たるんじゃないかと思うが自分で考えていても分らないので、機会があれば誰かに聞いてみよう。
そういえば、ゴルフでもフライヤーがある。
ゴルフの場合、パター以外のクラブで打たれたボールにはバックスピンがかかる。
エアガンで言うホップアップと一緒だ。
そのために、打ち出しの角度より高くボールが舞い上がっていくわけだ。
どうしてスピンがかかるのかといえば、ボールはクラブに接触したと同時に飛んでいくわけではなく、ひしゃげながらクラブのフェース面を上方向に回転しながらずれていく。
その後、球形に戻りながらフェースから離れて前方に飛び出していく。
ゴルフをされない方でも、ゴルフクラブのフェース面に溝が刻んであるのを見たことがあるだろう。
あの溝は、ボールにバックスピンをかけるために刻んであるものだ。
バックスピンが、かかることで、そのクラブの飛距離が常に一定になる。
フェアウェイ(芝が短く刈られたところ)から打つ場合は、このようにボールとフェースが直接当たるので良いのだが、ラフ(芝が伸びているところ)から打つ場合はボールとフェースの間に芝が絡み、バックスピンがかからない。
そうするとボールが狙っていたところより遠くへ飛んでしまう。
こういう現象をフライヤーと呼んでいる。
もっともフライヤーだと分るのはゴルフがかなりうまくなってからのことで、そこいら辺はエアガンのフライヤーと同じなのかな。
私の周りはエアガンについてまったく知らないので、的を外した場合に「今のはフライヤーだな」といって誤魔化している(笑)