西へ、西へ

私がハンドガンに興味を持ったのは、小学生の頃『シェーン』という西部劇を見たのがきっかけだったと思う。
かなり古い映画だけど、名作といわれているので若い方でも御存知の方は多いと思う。
ラストシーンが有名でよくCM等でも使われている。

■コルト S.A.A(ピースメーカー)

居候先の家の庭先で、その家の子供に銃を撃ってみせるシーンが印象的だった。
主役のアラン・ラッドは当時のムービースターで一番の早撃ちだったそうだ。
アクションといえばチャンバラくらいしか見たことの無い子供には刺激が強かった。
織田信長じゃないが『これからは、銃の時代だ!』とすぐに思い込む辺りは、今も昔も変らない。
中学生になって、貯めた小遣いでモデルガンというものを初めて買った。
本人は大真面目でシェーンになったつもりで、火薬をこめて撃ってみたり、くるくる回していたり(ガンスピン)してたっけ(笑)
シェーンが使っていたガンベルトのレプリカも発売されていたが、そこまでお金があるわけがなく、どうみてもシェーンというより、いいとこ『荒野の7人』で、ならず者に収穫物を奪われる農民にしか見えなかったろうな。

この写真のピースメーカーで一番気に入っているところは、真鍮製のトリガーガードとバックストラップ(金色のやつ)
今度西部劇を見る機会があればチェックしていただきたいが、正義のガンマンはこの部分を真鍮製に変えていることが多い。