ちょっと、シアー作動不良

プリシーダーの初期販売品の一部にシアーSPの変形によるシアーの作動不良が発生する場合があるということは、ハドソンのサイトで告知されている。
組立て過程においてシアーSPをレシーバー仮接着しているらしいのだが、その接着具合によって不具合が発生するものがあるらしい。
私のプリシーダーも、シアーが作動せず、ピストンのロックが出来ない事がある。
何度かコッキングを繰り返せば復帰する場合もあるが、大抵はグリップを外してシアーを手で定位置まで戻している。
報告されているようなシアーSPの変形ではなく、単純に作動が渋いだけのようだ。

■シアーSP

かなりしっかりと接着剤で固定されているのが分ると思う。
反対側には逆方向にテンションがかかるように、同一のシアーSPが組まれている。

ストック状態では、ほとんど潤滑のための注油はされていなかった。
素人考えで、こういう機械モンはオイルが注されていると思っていたからちょっと以外だった。
そういえば、以前、RCカーのプロショップの人が自身の競技用RCカーの説明で『おもちゃのRCカーじゃあるまいし、グリスやオイルなんか塗るトコないよ』って言っていたっけ。
精度の高いパーツで精密に組み立てられた機械というものは、そんなものなのかなぁ?
プリシーダーのマニュアルにはオイルを注せなんて書いていないので、必要ないのかもしれない。
というより、変なところに注すと色々と不具合が出てくるのかもしれない。
こういうことは常識なのかもしれないが、知らないものは仕方がない(笑)
考えてもよく分らんので、シアー周りくらいオイルを注しても大丈夫だろうと思い、エアーガン用のオイルをごく薄く塗ってみた。
本当に良かったのかどうかはともかく、今のところ快調である。