目的があるわけではないけれど

空き時間をみつけては、 GTK+/GNOME によるGUI アプリケーションプログラミング(pdf)で勉強を続けています。
これを終えるころには、少しは形になるものが書けるようになっているかもしれません。
今のところは、IDEの便利なフォームデザイナーを使わず、ボタンやラベルといったウィジェットをコードで作成しています。
最初に基本的な構造を覚えておけというところでしょうか。
エディタでコードを入力、ターミナルでコンパイル、実行という流れになります。
Emacsを使えれば一連の流れをすべてエディタ上で出来ますが、私はどうも使い方が覚えられません。
でも、Geanyを使えば同じことがGUIでできます。
流石、軽量IDEと名乗っているだけの事があります。
コンパイル、実行がボタンを押せばOKですから。
GTK+のプログラムをコンパイルする時はpkg-configを利用しますから、ターミナルからコンパイルするには次の様になります。

$ gcc helloworld.c -o helloworld helloworld.c `pkg-config --cflags --libs gtk+-2.0`

Geanyでも同様に[ビルド]-[インクルードと引数の設定]画面で、

コンパイル: gcc -Wall -c "%f" `pkg-config --cflags --libs gtk+-2.0`
ビルド: gcc -o "%e" "%f" `pkg-config --cflags --libs gtk+-2.0`
実行: "./%e"

こんな感じで設定出来ました。
それにしても、OSを含めてこれだけの環境がフリーで配布されているのですから驚きです。
Windows XPに比べて、明らかに動作が速いんで、古めのあまり使っていないPCをお持ちの方はUbuntuを入れて遊んでみるのも楽しいと思います。