Macでtouch dualを使う(16)

touchFLOのcubeは[QuickDial]、[MediaHub]、[APLauncher]の3面で構成されている訳ですが、その設定は[HKLM\Software\HTC\Biotouch]というレジストリにまとめられています。
これを手作業で変更していましたが、これらを一括変更するcabファイルが多数公開されています。
設定方法や必要なファイルはxda-developersの HOWTO: customize cube on Touch Dualというスレッドにありますが、このなかのiCube-TouchDual.cabというのを試してみました。
 
 
こんな感じのiPhone風のデザインで、デフォルトではcubeは3面ですが[APLauncher]が1面増えて合計4面になります。
一括で変更しておいて細かい変更や修正をレジストリで行っています。
[MediaHub]のVideoはTCPMPに変更しました。
本体はメモリカードにインストールしていますが、ショートカットを\Windowsに作って、起動パスはそのショートカットを指定したら問題無く起動出来ました。
以前、同じことをレジストリエディタでやった時は「署名されていない」、「構成ファイルが見つからない」の様なエラーメッセージが出て起動出来なかったのですが、iCube-TouchDual.cabを導入後は出来るようになりました。
詳しくは分かりませんが、[HKLM\Software\HTC\Biotouch]以外のレジストリの変更も必要だったのかもしれません。
また、こちらを導入してからはアプリのインストール時や初回実行時のセキュリティ警告ポップアップが出るようになりました。
今まではDisableSecurity.CABでレジストリを変更していましたので出なかったのですが、iCubが何らかの変更をしたのかもしれません。
[MediaHub]で起動するアプリを変更するには[HKLM\Software\HTC\Biotouch\MediaHubMini]のApp1_1からApp1_3の[Path]で起動したいファイルを指定すればOKです。
[AppLauncher]、[CustAppLauncher]も同様にApp0からApp11で設定出来ます。
その他、Nameでキャプション、Paramで引数を指定出来ます。
元々のToday画面はこんな感じにしていましたので、cubeに切り替えても違和感がありません。

touch dualは実用性や信頼性ではX02HTには到底敵いませんが、"面白味"という点ではかなりのものがあります。
こういった電子おもちゃは、「面白いのが肝心」みたようなところもあって困ったものです。