なんちゃってチューニング

組立説明図の順番とは大分違うが、リアスイングアームの組立に取り掛かる。
名人の場合は図面通りに作るとは限らないのだ(私は名人ではないが)

■リアスイングアーム

今回は真面目に作っている。
キットのパーツは一体成型ではなく左右のパーツを接着するようになっている。
このため真中で接着した痕がバレバレである。
そんなんで、パテを盛って成型するつもり。
写真はパテ盛り前で、パーティングラインを削った後、ペーパー掛けした状態。
この後、接着痕を修正後、サフ吹き、塗装するつもり。
さほど目立つ部分ではないかもしれないが、まぁ、「職人の良心」というやつか?(職人じゃないけど)
そういえば、この頃のレーサは、すでにスイングアームはアルミ製が常識であった。
実効もあるが、そんなことより何よりカッコいい。
社外品でアルミ製のスペシャルパーツが販売されていた。
残念なことに50ccが一台買えそうな法外な値段であったため、私や私の仲間では到底買える訳が無い。
友人の一人が見かけだけでもということで、苦労してスイングアームをシルバー塗装したことがある。
どう見ても貧乏臭くてかっこ悪いが、あまりに気の毒で誰も指摘しなかった。
当然、真似する物は誰もいない(笑)
その内に塗装が剥げ下地が出てきて、更に貧乏臭くなってきた。
流石にあきらめたようで、再び苦労して黒く塗りなおしていた(笑)
その頃流行った「なんちゃってチューニング」で、一番コストパフォーマンスが優れていたのはリアショックのビニサス化。
スプリング部分に電工用の赤や黄色、青のビニールテープを巻くだけというお手軽さ。
遠目にはスペシャルサスに見え(ない事も無い)、私もやっていた(笑)
今時はそんなお馬鹿なことをやっている人はいないだろうな(やっている人がいたらごめんネ)