粉が肝心

家にはたこ焼き器がある。
たこ焼きは上の子供が大好きで、サラリーマン時代に飲んで帰ると駅前に屋台のたこ焼き屋出ていたので、よくお土産に買って行った良い父親である(とは、一概に言えないが)
家のたこ焼き器はガスレンジに載せるタイプで、火の回りが均一ではなく、うまく焼けなかった。
昨日、散歩の途中で寄ったリサイクル店で「電気たこ焼き器」の新古品が¥1,000で売っていたので買ってみた。
電気なら火の回りも均一でうまく焼けるだろう。
早速、家に帰るなり焼いてみた。
普通、たこを常備している家はないだろうが、当然、我家にもない。
代わりにちくわで代用(この時点ですでにたこ焼きではないが)

■電気たこ焼き器(テフロン加工済み)

最初は一穴ずつ丁寧に生地を入れていたが、面倒くさくなって上からじょぼじょぼと。
タコのマークは穴でもいいような気もするが、これがあるので間違いなくたこ焼き器である。

■たこ焼き一回分

見た目はまぁまぁか?
食べると生地が濃すぎたのかホットケーキのような食感である。
まったくタコの風味がしない(そもそも入っていないが)
「これでは遺憾!」とネットでたこ焼きの作り方を検索し、情報を仕入れる。
なんでも、粉の選定が肝要らしい。
手に入りやすいのは日清のケーキ用高級小麦粉「バイオレット」だそうだ。
早速、スーパーにタコとバイオレットを買いに行く。
ところが「バイオレット」は意外と高く、量も多い。
とりあえず(史郎さんではないが)、昭和の「たこ焼粉(かつお・えび風味山芋入り)で、許してやることにする。
たこは奢って「刺身用」を奮発(もっとも加熱調理用というのを聞いたことはないが)
今日、再挑戦の予定、請う、ご期待!