展示車増加

いつまでもプラモを作って遊んでいられないのだが、F1はもうちょっと作ることにする。
グループ7や比較的新しいマクラーレンフェラーリもあるのだが、博物館入りするにはまだ早い。
いかに広大な博物館といえども展示スペースには限度がある(プラモデルすら置けないのか?俺んちは)

フェラーリ312B

フェラーリの車名に付いている数字はエンジン形式を表す。
この場合は3.0Lの3と12気筒の12とBoxer(水平対向エンジン)のBで、フェラーリ312Bということになる。
Boxer(ボクサー)というのは、ピストンとクランクの動きが、ボクシングでボクサーがストレートパンチを打ち合う様に似ていることから付けられた名称で、フェラーリが言い出した。
普通はFlat(フラット)の方が一般的だと思うけど、最近はポルシェやスバルなんかもボクサーって呼んでいるので、こちらが一般的なのかもしれない。
ここいら辺はスーパーカーブームを体験したオヤジたちがやたら詳しい。
V8のコスワースと一長一短あるが、どちらもカッコいいと思う。
ただ、実車同様Flat12の方が作るのは面倒くさい。

■'67〜'69

この頃から空力特性が注目され始め、ボディデザインが大きく変っていく。
この後はウィングがやたら大きくなったり、ボディ自体をウィング形状にしたりするなど、様々な試みがなされ現在のボディスタイルに収束していく。
タイヤもまだスリックタイヤは使われていないものの、ウエットとドライでトレッドパターンが変更されたり、小径幅広化が進んでいく。
それは写真をご覧頂ければ、違いが良く分ると思う。
やはりロータスフェラーリはF1の華であり、かっこいい。
いつかはロータスフェラーリに乗ろうと思っていたが、乗れずにこの年まで来てしまった。
反射神経が衰えた今、これらの車に乗っても郷愁だけでしかなく、十分に楽しむことは出来ないだろう(その前に、買うお金が無いが)
下手糞なプラモデルでもコレだけの名車が揃うと楽しいものだ。
次はフランスの威信をかけてF1GPに送り込まれたマトラを作る予定だ。