名人の真似をしてみる

何の世界でもそうだと思うが、プラモデル作りもこれでなかなか奥が深い。
私辺りはせいぜい塗装するくらいだが、名人と呼ばれるよう方になると普通では想像も出来ないほどの細かい作業を加える。
プラモ作りといえば、部品をランナーから切り取り、接着して、合わせ目を修正、塗装するというのが、多分、大多数だと思う。
ところが凄い人になると、キットでは省略されたパーツをスクラッチで作成したり、パーツの成型、金属製に換装、など精密さを追求して様々な技巧を凝らす。
塗装もプラサフ、下塗り、本塗り、トップコートなど実車さながらに何層にもかける。
私などは買ってきてから2、3日で組上げてしまうが、半年から1年程度かかることもざらだそうだ。
そういったサイトには様々な技法が紹介されているが、私には到底真似できそうにないものばかり(笑)
そんな中、私でも出来そうなことをやってみた。
これは一般的な手法だそうだが、メッキパーツのメッキ落とし。
ご存知かもしれないが、メッキパーツには塗装がうまく乗らない。
そこで、塗装部分のメッキを剥がす必要があるのだけど、ヤスリで削っていたのでは埒が明かない。
で、使うのが家庭用品の「ハイター」

■漬け込み開始

キッチン・ハイターの溶液に漬け込んでおくとメッキがキレイにはがれるらしい。
「ホントっすか?」とは思うものの、名人が言っているのだから間違いないだろう。
普通はキッチンハイターを使っているらしいが、家にはなかったのでかわりにただの洗濯機用のハイターを使ってみた。
名前が同じなんだから大丈夫だろう、別に食べるわけでもないし(ほんとか?)

■10分後

ご覧のようにメッキがキレイに落ちている。
ハイター凄いな。
ちなみにハイターはキャップ半分であとは水道水。
でもこれ、最初にやった人はほんとに凄いな(笑)