e-PcoketSetup気付いたこと

e-PcoketSetupを使うようになって、自作アプリの配布が大分楽になった。
ユーザからも同様のご報告を頂いていている>ありがとうございます。
で、今の段階でちょっと気付いたことを書いておく。

1)アイコンファイルは、16x16、32x32のイメージを256色で作成しなければ駄目なようだ。
最初、手を抜いて16x16のアイコンファイルを使ったら失敗した。
2)ランタイムはデフォルトで\Program Files\e-PcoketSetup Express/Data/NSBsic/(rev)に収納されたランタイムがデバイスにインストールされる。
このランタイムは標準ランタイムでMicrosoftの標準コントロールしかインストールされない。
Fatランタイムをインストールしたい場合は、メニューの[Additional Files]で追加する方法もあるけど、こうするとFatランタイムと標準ランタイムの両方がインストールされてしまう。
昔のデバイスのようにメモリが少ない機種ならともかく、現在のデバイスならFatランタイムをインストールしたほうが、色々と面倒が少ないと思うので、私はターゲットがPcketPCのランタイムをFatランタイムに差し替えて使っている。
やり方は以下の通り。
\Program Files\Microsoft ActiveSync\RuntimeFatのBASIC.PocketPC_ARM.cabとBASIC.PocketPC4_ARM.cabを\Program Files\e-PocketSetup Express 4\Data\NSBasic\(NS Basicのバージョン)に、それぞれRuntime.PocketPC_ARM.cabとRuntime.PcketPC4_ARM.cabにリネームして上書きコピーする。
これで、デバイスにはFatランタイムがコピーされる。
ちなみにランタイムはActiveSyncでexeファイルからインストールするように指定されているが、上記のcabファイルをデバイス上にコピーしてインストールしても問題なくインストールできる。

e-PcketSetupを使えば、画像ファイルや音声ファイルをインクルード(といっても、コピーするだけだが)するのが簡単になるので、そういったファイルを使ったアプリも作ってみたいなんてことを考えている。
また、昔のWindows CE用のアプリもデバイス上で作りたいなんて思って、モバイルギアを探しているんだが何処にあるのか?見つからない(今更買うのもなんだしなぁ)