料理の鉄則

私が我家の食事の支度をするようになって、早3ヶ月。
元々料理をしないわけではなく、学生時代に某居酒屋チェーン店でのアルバイトで鍛えたので鯵くらいの魚だったら三枚におろせる。
そんな私が、この3ヶ月で学んだ鉄則がある。
それは、
「長ネギを使い切ること無かれ」by 壷亭料理長
ということである。
料理を作っていて、在庫の長ネギが少し足りないと思っても、決して使い切ってはいけない。
たとえ青い部分しか残らなくても、捨てずに取って置く。
横着をせずに買いに行けばよいだけだが、男たるものネギ1本のためにわざわざスーパーまで出かけてもいられない。
いざという時にたとえ青い部分でも必ずや役に立つ。
今、昼食用に蕎麦を茹でたのだがネギが無い。
蕎麦にネギが無いのは致命的である。
止む無く大根おろしで誤魔化したが、ネギさえあればそんな面倒なことはしなくて済んだ。
真の蕎麦通はもりにわさびやネギを用いない。
ほんの少量の大根おろしで食すと聞いたことがあるけど、本当かな?
私は真でも偽でも蕎麦通でもないので、たっぷりのネギとわさびで食べるけど。