どっちのAPS

先日の日記で、APS-3を買うかどうか?と言うことを書いたら、やはりグランドマスターにするか、APS-3にするかで迷ってらっしゃる方からコメントを頂いた。
私よりも明らかに上級者の方だが、それでもやはり簡単には決められないようだ。
その後、APSカップに初戦から出場されているという、上級者の方からアドバイスを頂いた。
その方はすでにAPS-3にリプレースされていて、ベテランらしい簡潔で私のような初心者にも分りやすくAPS-3の解説をしてくださった。
詳しい内容はリンク先を御参照くだされ。
で、思ったんだけど道具と言うのはそう簡単に替えられないんだなという事。
私などは単純に考えて、APS-3というのはグランドマスターを含むAPS-1で精密射撃用ハンドガンのノウハウを豊富に持っているマルゼンが、そのグランドマスターを超えるために長い年月をかけて開発した銃なんだから、上級者ほどすぐにでもリプレースするもんだと思っていた。
ところが、意外にリプレースに慎重な方も多くいらっしゃる。
もちろん、入手はされてテストはしているんだろうが、今年のAPSカップでどちらを使うかは未定と言う方も多いみたいだ。
精密射撃と言う競技は銃の基本性能が高いのは当り前だが、それ以上に射手の銃に対する信頼感というか、そういう心理的な要素が大きいんだなと想像している。
長年、馴染んだ道具をおいそれとは替えられないのだろう。
そこへいくと私など銃以前に自分自身の信頼感が全くないので、さっさとAPS-3を買って、そっちに慣れたほうが良いとは思うが、如何せん今月は懐具合が思わしくない(ちょっと失敗って経済制裁を受けている(笑))
しばらくの間はグランドマスターで練習を続けたいと思う。
APSカップにも一度は出てみたいとは思うが、なんせ、からきし意気地がないので、今年は見学にだけ行こうと思っている。
普通の人は「1発も外せないな」というところだろうが、こちらは「1発も当たらなかったらどうしよう?」という心配がある。
いい加減見栄を張るのは止めて素直に生きようとは思うが、なかなか止められない(笑)