私がAPS-3を選んだ理由(わけ)

悩む私を蹴飛ばす後押しするかのように、次のようなありがたい助言を頂いた(笑)

もちろん、銃器は人を殺す道具、その真似事すら如何なものか、という風潮もありますが、狙ったものを撃つというのは人間が本能的に持っている「何か」ではないかと思うので、躊躇せずに買っちゃえ〜と言っておきましょう(笑)

この最後の『(笑)』というのが気にならないわけでもないが、意を強くしてポチといってしまった。


現在、APSカップ公式認定競技銃は、マルゼン、ハドソン産業KSC(3月発売予定)の3社が製造している。
初心者の私としては、どれを選べばいいのかさっぱり分らんが、ネット上での評判や過去の実績を考慮して、マルゼン製にしとけば、そう間違いはないだろうということで、APS-1かAPS-3というところまで絞り込んだ。


以下は聞きかじった話を誤って理解しているかもしれず、間違っている部分があった場合はご容赦願いたい。
APS-1は、APSカップで長年の間に渡り常勝モデルとして、完成の域に達しているモデルとのこと。
すでに生産ラインは終了しているらしく、現在、流通しているのが最終ロットということだ。
そのAPS-1の後継モデルのAPS-3は、APS-1とは全く違うコンセプトの元で開発されたらしい。
このことは、APS-1の基本設計のままでは、もう手の加えようがないほど完成されていたということだろう。
両モデルの一番の違いは、BB弾を発射する基本的なメカニズムにあるようだ。
発射時のエネルギーとして、圧縮された空気の反発力を利用するということに大きな違いはなさそうだが、APS-3の方は本物のエアーピストルのように、予め空気を圧縮してエアポンプ(シリンダー)に貯めておくという方法を取る。
引き金を引くと、その圧縮された空気を放出して発射のエネルギーとするために小さなバルブのみをリリースする。
そのため、引き金を引いてからBB弾が発射されるまでのタイムラグや反動が少ないとのこと。
一方APS-1は、温泉街にある射的場のライフルをイメージしてもらえば分りやすいかも知れないが、引き金を引くと圧縮されたスプリングが開放されて、ロック位置にあったピストンが空気を圧縮しながら前進して発射エネルギーとする。
その時のピストンの動きが、どうしても反動として現れる。
スプリングエアーと呼ばれるこの発射方式としては限界まで反動が押さえられてはいるが、APS-3では全く違ったコンプレストエアーという発射方式を採用して、反動を最小限に抑えている。
こう書いていくとAPS-1は時代遅れの旧型であり、APS-3を購入するのが当り前のようだが、そう簡単なものでもないらしいので困ってしまう。
『いっそ、両方買っちまうか?』などという悪魔の囁きも聞こえないわけではないが、現時点ではどうしても無理だろうと断念した。


[APS-1を選ぶ理由]

  • 値段が一万円程度安い。
  • 誰もが『名銃』と認める。
  • 現時点では在庫があるが、今後は入手することが難しくなる。
  • チューニングやメンテナンスに関する情報が豊富。
  • もし、的に当たらなくても自分が悪いと納得できる(これは、APS-3でも一緒)


[APS-3を選ぶ理由]

  • 名銃APS-1の性能を上回ることを目標に掲げ開発された。
  • 業界初のコンプレストエア方式。
  • 標準で専用ハードケースが付属。
  • 最新型。
  • もし、的に当たらなくても自分が悪いと納得できる(これは、APS-1でも一緒)


どちらにするか迷った末、新しいモデルという魅力に逆らえず、APS-3の方をポチした。
エアコッキングガンなのでガスや電池は不要で、本体の他にはBB弾さえあれば遊べる。
メンテナンス用のオイルは必要だが、手持ちのもので間に合わせる。
というわけで、本体とBB弾(APS専用品)をオーダーした。
予備マガジン、その他は必要に応じて追加するつもりだ。
ただ、納期については今のところ在庫があるんだか、ないんだがはっきりしていないので、ショップからのメールを待っている。
入荷状況によっては、すぐに手に入るAPS-1に変えてもらうかもしれない。
どっちでもいいから早く欲しい(笑)

■今日の歩行結果
0歩
雨のち、腹痛