PDAのOS

kuranet2006-10-17

NTT DoCoMo hTc Z
SoftBankX01HTと同じものだが、一般には売ってくれない。
hTc Zは、ドコモ製の他のデバイスのシムを入れても通信できないらしいが、X01HTは出来るらしい(未確認)

次期Palm OSLinuxベースとなるらしい。
カーネルが強固になるのはうれしいし、機能アップも歓迎すべきことだ。
これで正式にマルチタスクをサポートすることになる。
正式にと言ったのは、意外と知られていないがもともとPalm OSマルチタスク可能なOSであった。
ライセンスの問題やPalmSourceの考えで、未サポートだったと思われる。
新しいアプリが起動するときは、実行中のアプリは終了する。
ここいらあたりの考え方は、Windows CEとは大いに異なる。
かなり古いが、Zen of Palmを読めばPalmの考え方が良く分る。
もちろん時代が違うからそのまま現在のPDA用OSには当てはめれない。
でも、Palm好きって、Zen of Palmの世界なんだよね。
あまり妙な方向に行って欲しくない気がする。


Windows CEマルチタスクである。
アプリを起動した場合、実行中のアプリはバックグラウンドにかくれる。
複数のアプリを切り替えて使う。
初心者には分りにくい部分がある。
DesktopのOSと操作法が違うからだ。
[X]アイコンをクリックしてもアプリは終了しない。
昔からそうなんだが、何でそんな仕様になったのかは分らない。
基本的に複数アプリを起動したまま使うのが作法なのだろう。
想像だけどPalm用アプリが瞬時に起動するのに対抗したのかもしれない。
Mobile Excelあたりを起動しようとすると時間がかかるからね。
初心者はここのところを理解していないので、多数のアプリを起動してしまい不安定になっている。
次期Palm OSでは基本的にアプリを起動した場合、実行中のアプリは終了する。
もちろんバックグラウンドで動いている必要があるアプリは終了しない。
アプリ側で終了しないようにも出来る。
へ壷はこれで十分だと思う。

Windows CEはどうも使いにくい。
それでもだめもとでX01HTをテスト機として貸してくれと言ってみようと思う。

追記 Windows CEで一番気に食わないのはメモ帳。
サードパーティ製のアプリを使えばいいと言われそうだが、PIMの場合はへ壷はデフォルトのアプリを使う。