お父さんのためのイケア入門

スウェーデン生まれのおしゃれで低価格が売りの家具屋さん、イケアが港北にやってきた。

実は過去に一度、日本で失敗して撤退したことがあるらしい。
今回はリベンジ。
それだけに一般家庭からもサンプリングして、マーケティングリサーチには万全を期したらしい。
最初、「イケア」と呼ばれていたが、その後どこぞの外国帰りのおばさんが「むこうではイケヤと発音していた」とか「アイケアと発音した」等と余計なことを言ったために混乱。
IKEA自身が「イケア」と表記することで収拾する。

■DIY
イケアの家具は基本的に組立て家具である。
そう、お父さん貴方が組み立てるのだ。
充電式電動ドライバは必須。
手で回せばいいやなんて甘い考えを持っていると大変な目にあう。
組立て家具程度ならDIY店で売っている1,000円台のもので十分。
また、作業場所の確保が必要。
組み立てるには組立て家具の倍以上のスペースが欲しい。
■商品
売場といっても実際にはショールームであり、気に入った家具があればメモをして、奥の馬鹿でかい倉庫から商品を自分でピックアップしなければならない。

組立てサービスもあるらしいが、港北店は未対応らしい。
また、イケアの弱点は宅配サービスにあると思う。
料金設定がおおざっぱで、割高。
基本的に自動車で持ち帰ることを想定していると思われる。
駐車場は十分なスペースがあり、車寄せもある。

■迷路のような売場
一度入ると出口がなかなか見つからない。
売場全体を満遍なく見て歩くような作りになっている。
一通り見終わるとイケアレストランに行き着く。

イケアレストランは、話の種に一度食べれば十分。
少し先のスナックカフェでホットドッグでも食べていた方がまし。
また1階にビストロがある。
こちらの方は、大抵空いている。
イケアとしてはレストラン、2階スナックカフェ、1階ビストロとすべての飲食店を廻らせるつもりのようだが無視。

■お買い物
恐らくお父さんは奥さんや彼女のお付き合いでイケアに行くことと思うが、買い物まで付き合うのは大変忍耐が要る。
イケアの売場を廻るには相当時間がかかる。
これが楽しいと思えるかどうかで、イケアの評価は分かれることだろう。

駐車場に入れたら、待ち合わせ時間を決めて別行動を取ろう。
新横浜−イケア港北間 無料シャトルバスが運行されているので、さっさと新横浜ラーメン博物館でも行って時間を潰す。
商品のピックアップは面倒なので、お父さんの仕事になると思われる。


*この記事によりお父さんがどんな災難に会おうとへ壷は一切責任を負わない。