禁酒モード

暑さのせいか、酒の飲みすぎかよく分らんが、体がだるくてしょうがない。
休みの間中調子に乗って飲みすぎたので、しばらく禁酒モードにはいる。


今日はアルコール依存者が、禁酒をするとどういう風になるのかを、
実体験を元にお伝えしたい。


まず、一日目の夜がつらい。当然寝つきが悪く、眠りも浅い。
私の場合痛風患者なので、アルコールを抜くためということで
医師から「導眠剤」の処方を受けている。
ただ、この薬は体に良いわけが無く極力飲まないようにしている。
導眠剤」の心配よりアルコールの影響の方がはるかに深刻だと思うが、
こういう風にアルコール以外は、意外に健康に気を使うのが酒飲みだったりする。

浅い眠りを覚ますのは、寝汗である。
これをオヤ汁(オヤジル)と世間では呼ぶらしい。
いいえて妙というかナンともおぞましい名前である。


一日目は寝汗を下半身にかく。
これを自分でタオルで拭きながら、何とか眠りに付く。
こんなことを繰り返して、ほとんど眠れぬまま朝を迎える。


二日目の昼はどうかというと、これが意外に体調が良い。
睡眠不足の感は否めないが、二日酔いよりよっぽどましだったりする。


二日目の夜は一日目とほとんど変わらない。
寝汗を上半身にかくようになるだけだ。
三日目の昼も同様。


三日目の夜から俄然調子がよくなってくる。
弱っていた肝機能も回復してくるのだろう。
寝汗をかくことも無くなるのだが、トイレに一、二度起きてしまう。
ただ今までが睡眠不足なので、よく眠れる。


四日目の昼は快調そのものである。
食欲旺盛で、体も軽い。


こうしてみると私の場合は、三日間酒を抜くと依存状態から脱出できるようだ。
もう年なんだから、酒の量も減らさないと。
(やめるとは決して言わないのが、正しい酒飲みである)