亀田父テレ朝ナマ出演

亀田父がテレ朝のスーパーモーニングにナマ出演していた。


ゲストには亀田父の逆指名で、ガッツ石松、やくみるつという豪華さで、
息子の世界戦よりドキドキしてしまった。


始まってみると予想通りというか、予想以上にヒートアップ。
亀田父は全く人の話は聞かず、ガッツ石松が紳士に見えてしまった。


やくみつるも妙なファッションで、亀田父を挑発し狙い通り亀田父の怒りを誘った。
ちょっとやりすぎの感もあり、帰りにスタジオの裏でボコられるんじゃないかと心配している。


亀田父の一方的な攻勢で、司会陣もなすすべが無い。
「こりゃ、収拾つかねぇな」と心配していたら、意外なことに亀田父自らうまく
落とし所を作っちゃった。


もしかしたら、亀田父って凄く頭がいいんじゃないか?
亀田親子への世間のバッシングをうまく自分ひとりに向けて、
息子、興殻を見事に悲劇のヒーローの座へ持っていった。
狙っていたとすればなかなかの策士である。


ところで、そのチャンピオンベルト獲得だが私は良かったと思っている。
何だかんだいっても取ってしまえば、こっちのもんだ。

もし負けていたら亀田興殻の次の世界挑戦は大幅に遅れていただろうし、
もしかしたら無かったかも知れない。


ボクシングじゃ地元贔屓なんて昔から当たり前で、それが証拠に相手選手も
セコンドも試合直後は、判定に不満そうな顔はしていなかった。
自国じゃ開催は難しいだろうし、出来たとしてもファイトマネーは大幅に違っただろう。
納得しての敵地での試合だ。


一方の亀田は今の所、疑惑のチャンピオンとも言われたりするが、本物になる可能性が高い。
チャンピオンベルトはそれほど重い。
それにしてもこの親子は楽しませてくれる。