昨日見た夢

青空文庫ばっかり読んでいるからでしょうか?
昨日こんな夢を見ました。

かなり昔の話になりますが、青山の高樹町電車通り、今の骨董通りの中程に「不思議研究所」という何とも不思議な看板がかかっているところがありました。
近所の人も一体何をやっているのか一向に分からないそうですが、「不思議研究所」の一平所長は紳士であり、少なくとも悪事を働いているのでは無いだろうと噂していました。
「不思議研究所」には他に、助手の斉藤君と事務の恵子さんがおりますが、こちらもまたとても悪人には見えず、いずれも安心して交際できる人物とのことです。
ただ、「不思議研究所」でただの一度もお客さんを発見したことが無いので、「一体、何をやっているところなんだろうか?」とますます不思議は増すばかりです。
一平所長は恐らく50台半ばであろうと思われますが確かなところは分かりません。
大学で数学を教えていたという人もありますが、いずれにしてもその風貌はサラリーマンや商売人ではなく、学者風と言うのは間違いありません。
一平所長は一体なぜ「不思議研究所」などという風変わりな看板を掲げたのでしょうか?
それをこれからお話しします。

また夢を見れたら続きを書きます。